先生の想い

ピアノをやめたかった小学生時代

 

私が幼少期から指導を受けていたピアノの先生は、とてもヒステリックで厳しく、自分の意見を言うことはほとんどありませんでした。

そんな私でも、小学校高学年になってくると、憧れの曲がいくつもありました。

 

エリーゼのために

乙女の祈り

ショパンの名曲

 

ある時、思い切って先生に、

「華麗なる大円舞曲が弾きたいです」

と言いました。先生は驚いたように、

「あなたには無理よ~!」

と一笑に付されたのです。

幼児期は、出来の良い生徒だった私でしたが、決められたテキストで知らない曲ばかりを弾くことが、嫌でたまりませんでした。

「お友達が弾いているような、エリーゼのためにとか弾いてみたいな・・・」

という憧ればかりが募っていました。

 

いつも抑圧されたレッスン環境におかれ、ピアノをやめたがっていた私でしたが、音楽大学付属高校の学園祭に行き、衝撃を受けました。

迫力の吹奏楽、素晴らしい合唱、音楽にあふれた環境がそこにはありました。

 

 

「こんな環境で、自分も音楽を勉強したい!」

と、一瞬で将来の進む道が決まりました。

それからは、私の母も積極的に音大へ進むための環境を作ってくれました。

初めて指導者を変え、専門の教育をうけるように

中学生になったと同時に、音大受験用の教室に入ると、基礎ができていないことに驚かれました。

すぐに、基本的なタッチ(打鍵)の指導を受け、曲はハノン・ツェルニー・バッハ・モーツァルト・ベートーヴェン等、アナリーゼ(楽曲分析)を含め、様々なことを学びました。

 

 

それ以外には、楽典、声楽、聴音など。学校以外はすべて音楽漬けの日々になりました。

中学校時代は、吹奏楽部で憧れのフルートのパートになり、部活動も楽しみ、帰宅すると、ラーメン屋の父親が休憩時間に毎日持ち帰ってくれる餃子を食べてお腹を満たし、ハノンに1時間、曲で2時間以上、夜の9時まではピアノの練習、という日課になりました。

でも、そんな辛そうな毎日は苦ではありませんでした。

 

「ピアノが上達するのが楽しい!」

「絶対に憧れの国立音楽大学のピアノ科に合格するんだ!」

という一つの目標に向かって、ひたすら邁進していました。

 

 

ちなみに、小学6年生まで、母が楽譜にドレミをふるのを手伝ってもらっていたくらい、譜読みが苦手だった私でしたが、専門的にレッスンを受けるようになると、もう甘いことは言っていられません。

こなさなくてはならない曲は常に3~4曲。

必死で練習していくうちに、譜読みもスラスラできるようになっていました。

あ!これって、英語を話せるようになるために、あれこれ勉強してみるけど、なかなか身につきませんよね? でも、毎日外国人と英語を喋っていると、いつの間にか話せるようになっていた、という、あの感じなのかも!と思いました^^

 

今の指導は、これまでの私の人生の集大成

 

 

これまで、私の幼少期から、音大進学を目指すようになった過程をお話ししました。

そう、私は基礎的な技術もないまま小学生時代を過ごし、その後の修正に長い期間を必要とされましたが、なんとか、素晴らしい指導者に恵まれ、目標の音大合格を達成できました。

  • 悪い癖
  • 音楽表現の無さ
  • 指の弱さ
  • テンポ感の悪さ

以上のことは、幼児期~小学生時代~高校時代という長い年月引きずりました。

でも、この苦しみを経験してきた私は、いま子供たちが抱えているピアノ演奏の問題をすべて解決できる指導者になることができました。

ですから、嫌いだったピアノの先生のレッスンが、わたしには反面教師となり、現在の人気教室を作り上げることができたのです。

 

「もう一度ピアノを好きになってほしい」という保護者の想い

かみや音楽教室には、

「ピアノが嫌いになってしまいやめてしまった。けど、もう一度好きになってもらいたい!」

という保護者様からのご連絡を頂くことがあります。

他にも、

  • ピアノのレッスンが嫌いになってしまった
  • いつも怒られてばかりで、自信をなくしてしまった
  • 好きな曲が弾けない

という理由で、入会された方がたくさんいらっしゃいます。

なんだか、昔の自分を見ているようです。

 

 

そして、上記のような子供たちは結局、今では

  • 小学校の合唱の伴奏者に挑戦
  • コンクールへの挑戦
  • たくさんの名曲に挑戦
  • 自分の弾きたい曲をどんどんリクエスト

という、積極性に満ちあふれるようになりました。

 

 

ピアノの向き不向きは、音楽が「好き」か「嫌い」のどちらかしかありません。

親が子に、ピアノを習わせたかったけど、子供はピアノや音楽がもともと興味がなく好きではない場合・・・

わたしにも、その子をピアノ好きにはさせてあげられません。

その時は、きちんとお母様に説明させて頂きます。

嫌々ピアノのレッスンを続ける、というのは一番避けてあげたいのが私の本心です。

 

ピアノは導入期の指導が一番大切ということ

 

 

ピアノを弾けるようになりたいけど、実際は練習も大変、レッスンも疲れちゃう、親も自宅練習をなかなか見てあげられない。するとだんだん、「ピアノに行きたくない・・・」と、あっという間に壁にあたってしまいます。ですから、

30分のピアノレッスンで、どれだけ子供たちが正しい基礎力をつけながら、楽しい音楽の時間を過ごせるか。

ということを、私は一番大切にしています。

 

  • 園児さんなら、練習量が少なくても効率の良い指導で着実に基礎力をつけ、レッスンに通うのも楽しみに。
  • 小学生からのスタートなら、基礎力をつけながら1年後には両手で好きなアニメやアーティストの曲を弾けるように。
  • 導入から正しい脱力や手のフォームを無理なく身につけるので、1年後にはコンクール挑戦も可能です。

 

ピアノを何年も習っているのに、好きな曲が弾けない、上達しているかわからない、表現力のつけ方がわからない等、親子で悩まれている方を多く見てきました。

そんなことは、案外簡単に解決できるものです。

かみや音楽教室の生徒たちは、皆さん一人ひとり、我が子同然で大切に指導させて頂いています。
お子さまの音楽人生に、私が責任を持つことが使命だと思っています。

 

園児ピアノ科の皆さん

小学生/中学生ピアノ科の皆さん

2019年には、かみや音楽教室が5周年を迎えます。

これからも更に教室が賑やかに、発展していきますよう、私自身も常に音楽の勉強を続けてまいります。

 

かみや音楽教室主宰

紙屋 雅美