ピアノを習う適齢期ってあるの?
近年は、習い事が低年齢化していますから、3歳~6歳でピアノレッスンを始められる方は多いでしょう。音楽を学ぶのでしたら、赤ちゃんからレッスンを受けられるリトミックも各地で盛んに行われていますから、よりピアノレッスンへの移行も早くなるのかも知れませんね。
小学校高学年からレッスンを始める生徒たち
では、小学校5、6年生からピアノレッスンを始めると、どのようなレッスンをするのか、かみや音楽教室の生徒さんの例をご紹介します。
そもそも、高学年スタート組の生徒さんは、なぜ急にピアノを始めるのか!?
まずそこに興味を持ちますよね。
うちの生徒さんたちの場合、多いのが
「ずっと習ってみたかったけど、機会がなかった」
というもの。
次に、
「千本桜を弾けるようになりたいから」
という、目標を持って入会される生徒さんが多いです。
年齢が上がるほど理解力が高い
そして、どの生徒さんも共通することは、小学校の音楽教育を受けているせいで、音楽基礎への理解・飲み込みが早いです。
譜読みに関しても、線の上はド・ミ・ソ・シ・レ、間の音はレ・ファ・ラ・ド・ミ….、
と、小さい子供たちが苦労する事も、効率的に頭に入れることが出来るため、スムーズに譜読みを進める生徒さんが多いです。
大人と同じようにレッスン
小学6年生でスタートする生徒さんに、1年生と同じテキストは使用しません。
①初心者の大人の方と同じように、譜読みからコードの理解ができるような、バランスのよいテキスト1冊
②テクニック(指の強化)のテキスト1冊
➂初級で楽しめる、ヒット曲やジブリ曲など1曲
これらの3種類くらいのテキストや曲で、無理せずマイペースに、でもしっかりと上達できるように指導していきます。
練習していなくても楽しいレッスン時間に
中学生になると、部活や勉強でますます忙しくなる生徒さんたち。
自宅練習ができず、週に1回の30分しかないピアノレッスンの時間だけピアノに触る、という生徒さんもいらっしゃいます。
一度、そんなに忙しいのに、なんでピアノを続けられるの?と聞いてみたところ、
「癒されるっていうか、リフレッシュするんだよね~」
と、バスケ男子が教えてくれました^^
練習しなくても、とても素敵な時間の使い方ができていて、すごいなぁ!と感心しますよね。
ピアノ歴3年目のコンクール入賞!
かたや、小学校5年生からピアノをスタートした生徒さんは、今年ピアノ歴も3年目になり、ピアノコンクールに参加し、いきなり入賞してトロフィーをもらいました。
ピアノコンクールも、ピアノ歴が浅くても挑戦しやすいコンクールがあります。
彼女は、自分のレベルに合わせて目標を持って参加したことが、とても良い結果に繋がったのでしょう。
ピアノレッスンを始めるのに、早い遅いはない
以上のケースからわかるように、ピアノは習い始めるのが早いから上手になる、ということではありません。
・ピアノが大好き
・もっと上手になりたい
・ピアノが癒しの存在
・気分のリフレッシュに
こんな理由さえあれば、いつからでもピアノレッスンをスタートしてみましょう!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
かみや音楽教室主宰
紙屋 雅美
コメント